2023/09/26
最近65才未満の方に VE(嚥下内視鏡)をする機会が続きました。
特徴は、「噛み上手 飲み込み下手」です。(咽頭期障害の疑い)
ある方は、食材が咀嚼できるのに「つっかえる」
ある方は、飲み込む前に水分が咽頭に流れ込んで「つっかえる」
全身疾患も無いことから「窒息」までは至りません。
※ 異常嚥下癖、鼻咽腔閉鎖不全では全身疾患とはいえません。
特に目立つ原因が「舌突出癖」です。
「ごくん!」(嚥下時)に舌が前方に飛び出ます。
通常 嚥下時には舌が後方に引っ込みます。
皆さんは、いかがでしょうか?
当院としては、歩いて来院できるうちに「窒息予防」を推奨します。
では、どうするか?
今回は 訓練方法を2つ紹介します。
① アイスマッサージ法
→「ごくん!」嚥下反射をスムーズに誘導
② ペットボトル・ブローイング法
→「ごくん!」鼻咽腔閉鎖を強化
毎日できることは、何でしょうか?
副作用はありません。
訓練すれば 徐々に効果が現れます。
興味のある方は、始めてみてください。