摂食嚥下障害治療
「摂食嚥下」とは?
摂食:食べる
嚥下:飲み込むことです。
摂食嚥下は、食べ物を認識してから口を経由して胃の中へ送り込む一連の動作のことです。それらの一連の動作を5段階に分けて考えられることから「摂食嚥下の5期」と呼ばれています。
ということで「摂食嚥下障害治療」は「食べる」「飲む」に対して、苦労する、困難を感じる方への治療です。
そもそも、日常皆さんが何気なく食べたり飲んだりできる背景には健康な「反射」の存在があります。1口、1飲みを意識している人はいません。
逆に言えば、意識するようになったら「摂食嚥下障害治療」が必要です。放置すれば低栄養、低体重になります。誤嚥性肺炎の一因にもなります。「体重が減ってきたなぁ」は徐々に変化するためまだ対応可能です。窒息になってからは緊急事態です。周囲に人がいても対応できる方は、どれくらいいるでしょうか?
当院では、外来の段階から摂食嚥下障害の診断・治療が可能です。気になる方、特に家族の方からご相談承ります。お気軽にご相談ください。