睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群
歯並びや顎の大きさが原因で睡眠時無呼吸症候群にかかることがあるとご存知ですか?気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)とは、寝ている間に呼吸が止まってしまう病気です。寝ている間なのでなかなか気づけず、適切な治療を受けないまま不調を抱えている方が少なくありません。
<睡眠時無呼吸症候群の主な症状>
- 寝ている間のいびきや呼吸の乱れ
- 何度も目が覚める
- 起きたとき口が渇いている
- 熟睡感がない
- よく寝ても眠気を感じる
- 集中力が続かない
痩せている人でもかかる可能性があります
睡眠時無呼吸症候群にかかりやすい人の特徴といえば「太っている男性」というイメージがありますが、痩せている人や女性もかかる場合があります。それは顎の大きさや歯並びが原因に含まれているからです。
<睡眠時無呼吸症候群になりやすい人の特徴>
- 首が太い、首が短い
- 首の周りに脂肪がついている
- 下顎が小さい、顔が小さい
- 下顎が後ろに引っ込んでいる
- 歯並びが悪い
- 舌や舌の付け根が大きい
当院の睡眠時無呼吸症候群治療
当院では「スリープスプリント」と呼ばれる器具を使用して治療を行っています。スリープスプリントはマウスピースのような形をした歯科装具で、医師の紹介状があれば保険適応が可能です。
スリープスプリント治療の流れ
スリープスプリントは、通常3回の通院で製作可能です。ポケットに入る大きさなので携帯に便利で、歯の状態に変化がなければ長期間使用できます。
【1日目】型採り
問診とお口の中の検査を行い、お口の型を採って技工所に製作を依頼します。
【2日目】噛み合わせの確認
上顎、下顎それぞれのスプリントを装着し、睡眠中の下顎の位置を確認します。
【3日目】完成
技工所で微調整を行って完成です。その後は経過を観察し、必要な場合は再度調整します。